「SayoDevice OSU O3C」の導入と設定についての記事の続き。
前回は外観とスペック関連について書きましたが、今回はSayoDevice OSU O3C本体で行う設定について書いていこうと思います。
端末で出来る設定
まずは端末で出来る設定についてですが、ノブを長押しすると以下のような画面に切り替わり設定が出来るようになります。
設定画面の階層と内容
設定画面はノブの押下で選択、回して移動・設定値を変更します。
設定TOP (TOPからメニュー一番上Exitで設定画面から抜ける)
・Display
-语言(日本語で言語の意味)
中文/English
-Backlight
StandbyLight:ON/OFF
ScreenSaver:5min
・Button
-Calibration
K1~K3:キー押下でキャリブレーション
-Key stroke
K1~K3:Press、Release、DeadZoneを各0.05mm間隔で設定
・Device
-Refresh rate
8000HZ/1000HZ
-Device info
ハードウェアとファームウェアのバージョンを表示
-Key count
K1~K4:各キーの押下回数
Reset key count:キーの押下回数をリセット
上記がSayoDevice OSU O3C単体で出来る設定内容についてです。
と思ってこの記事を書いていたのですが、どうもファームウェアがアップデートされていたようなのでここでアップデートの手順について記載しておきます。
ファームウェアをアップデートすると(上記はv1.2の内容でアップデートするとv1.3になります:2023/11/13 現在)設定内容についても基本的には同じですが、表記が変わっていたりします。後日修正するかもしれません・・・
ファームウェアアップデート手順
以前はローカル端末で動作する設定用ソフト*1で設定していたのですが、現在以下のサイトでブラウザから直接SayoDevice O3Cに設定できるようになっていますので、ここからアップデート・設定を行うことにします。
※SayoDevice OSU O3Cをパソコンに接続しておきます
上記サイトをブラウザで開きます(ChromeまたはEdge ※筆者はFirefoxでは動作しませんでした)
以下の様なサイトが開きますので
中国語だとわかりにくいので右上の言語選択でEnglishを選択します。
選択すると左上のボタンがSearch Sayo-Deviceに変化しますのでこのボタンを押します。
すると以下の様なダイアログが表示されますのでSayoDevice O3Cをクリックして接続ボタンを押します。
ファームウェアのアップデート
新しいファームウェアがあった場合、以下のようなダイアログが表示されますのでOKを押します。
SayoDeviceの画面が黒くなりアップデートが開始されます。
※初めてこのサイトに接続して設定を行った場合には、下の画面が表示されますので再度左上のSearch Sayo-Deviceをクリックします。
その後Bootloaderをクリックして選択して接続ボタンを押します。
以下のような画面が表示され、ファームウェアがアップデートされます。(途中でケーブルを抜いたりWindowsを終了したりしないでください)
アップデートが終了すると最初の画面に戻りますので、中国語表記に戻っていたら右上の言語設定でEnglishを選択して左上のSearch Sayo-Deviceをクリックします。
以下のダイアログが表示されますので、接続ボタンを押します。
SayoDevice O3Cの設定画面が表示されます。
今回はここまで、次回はSayoDevice O3Cのキーに設定していきます。